一日の塩分目標摂取量は、心疾患や高血圧の方で6g未満、健康であっても8g未満です。
平成25年国民健康栄養調査によると、日本人の平均摂取量は10.2gとかなりオーバーしている結果になっています。
それに加え、この地域はしょっぱいものが大好き。塩気がないと、もの足りない気がしてしまう人も少なくありません。
塩分を減らすことは、さまざまな病気の予防・治療に重要なことですが、急激に減塩すると食事の楽しみが減ってしまいます。
今日からストレスの感じない「おいしく減塩」を心がけ、健康的な地域を目指しましょう。
だしをしっかりきかせる だしの味をしっかりきかせると「うまみ」を感じるため、薄味でも満足することができます。 |
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酸味や香辛料を上手に使う レモンやゆず、お酢の酸味や、カレー粉やハーブなどの香辛料は、風味をアップしてくれるので薄味のもの足りなさを補ってくれます。 |
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焼き目をつけて香ばしさを出す 焼き目をつける、揚げる、炒めるなどの調理法を工夫することで、少量の調味料でも味がつきやすくなったり、香ばしさで十分おいしくなります。 |
しょうゆやソースはつけて食べる 食べ物に直接かけると、どうしても塩分量が多くなります。 直接かけずに小皿にとってつけて食べると味が表面につくため、少ない塩分量で満足することができます。 |
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汁ものは具だくさんにする 味噌汁などの具は、具だくさんにして汁をあまり飲まないようにします。洋風のスープも同様です。 |
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めん類は汁を残す ラーメンなどのめん類は、塩分量が多いです。 その塩分量のほとんどが汁によるものなので、なるべく汁は飲まないようにしましょう。 |
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濃い味を一品、あとは薄味にする ストレスなく、無理なく実践することが長続きのコツです。 ストレスを感じたら好きな味のものを一品、いつもより少なめの量を食卓に添えましょう。 |
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食べ過ぎに注意する せっかく減塩していても、食べる量が多いと塩分摂取量が増えてしまいます。 食べる量も少し気にしてみましょう。 |
塩をほぼ使ってないのに おいしいのはどうして?
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