つがる総合病院では、地域住民の皆様の更なる健康増進、切れ目の無い質の高い医療の効率的提供、業務の効率化、システム及び人材の有効活用、医療情報を有効活用する環境整備等を目指すにあたり、医療DX(デジタル・トランスフォーメーション)を推進しておりますので、概要をお知らせします。
令和7年2月7日
つがる西北五広域連合 つがる総合病院 院長
当院と審査支払機関、審査支払機関と保険者等を、全国規模のネットワーク回線で結び、レセプト電算処理システムにおける診療報酬等の請求データ(レセプトデータ)をオンラインで受け渡す仕組みを整備したシステムです。
セキュリティについては、電子証明書による相手認証及びデータの暗号化対策、ID・パスワードによる厳格なユーザ管理を行うなど十分な対策を講じています。
患者さんの保険資格の確認作業をオンラインで行うことです。
患者さんが持参したマイナンバーカードのICチップ・健康保険証の記号番号などからオンラインで資格確認を行います。
入力の手間やレセプト返戻の手間が省けるほか、薬剤情報や特定健診等情報を閲覧できるようになり、他院での医療行為を確認しながらの診療が可能です。
当院は、顔認証付きカードリーダーを再来受付機横や専用レーンに設置しており、一部のカードリーダーは、車椅子の方でも利用できるような低い配置としております。
かかりつけの医療機関以外でも患者さんの最新情報を確認できるため、薬剤の重複投薬を防ぐなど適切な治療が可能です。
医療機関同士の情報共有による医療従事者の負担軽減や、効率的な診療も見込まれます。
紙で発行していた処方箋を電子化したものです。
「患者さんが電子処方箋を選択」し、「医師や薬剤師が患者さんのお薬情報を参照することに対して同意」をすることで、複数の医療機関・薬局にまたがるお薬の情報を医師・歯科医師・薬剤師で共有することができる仕組みです。
処方・調剤する薬と飲み合わせの悪い薬を服用していないかなども確認できるようになり、薬剤情報に基づいた医療を受けることができます。
当院はマイナンバーカードを健康保険証として利用することができます。
利用の際は顔認証付きカードリーダーをご利用ください。正確な本人確認や過去の医療情報の提供に関する同意取得等を行うことができます。利用率はどんどん上がっています。利用方法がご不明の方は、お近くのスタッフにお声がけください。
全国の医療機関や薬局などで患者さんの電⼦カルテ情報を共有するための仕組みです。
4つのサービスがあります。
保健・医療・介護の情報をデジタル技術で統合し、業務やシステムの効率化・質の向上を図る取り組みのことです。