つがる西北五広域連合
つがる総合病院 坂本 十一
令和7年4月から院長に就任しました坂本十一と申します。
当院は、平成26年4月1日の開院以来、西北五地域保健医療圏の中核病院として集約的に急性期医療を担っております。
令和4年4月に「消化器センター」を開設し、内科・外科の連携を深め、がんを中心とする、消化器疾患により効果的な医療を提供する体制を整えました。
令和5年4月には「脳卒中センター」を開設し、24時間365日、急性期脳卒中患者を受け入れる体制を整えました。
手術は年間約1,900件実施しており、うち全身麻酔手術は900件前後であり、当圏域で最多の件数となっております。
救急告示病院として、当圏域の二次救急医療機関の中において高度救急等で中心的役割を担っております。救急車受入件数は年間3,000件を超え、県内でも上位の受入件数となっております。令和6年7月からは救急科専門医を迎え「救急科」を開設し、救急患者受入対応を強化したところです。
また、令和2年4月1日付けで「青森県がん診療連携推進病院」の指定を受け、がん患者さんに寄り添った医療提供に取り組んでおります。
今後もつがる西北五広域連合のサテライト医療機関(かなぎ病院、鰺ヶ沢病院、鶴田診療所、つがる市民診療所)、民間病院やクリニックの皆様と適切な連携を行い、重症な患者さんに対応していく所存です。
医療を取り巻く状況は様々な面で厳しさを増しております。これからも、更なる医療機能の充実や、医療DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進等、地域の患者さんのニーズに合った取り組みを進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。