当院では「患者さんや現場で働く職員の安全を守る」ために平成21年4月に医療安全管理室を設置いたしました。
職員一人ひとりが、医療安全の必要性・重要性を自分自身の課題と認識し、安全な医療を遂行する。
安全活動を推進するために、医療安全管理室の下部組織にセーフティマネージャー部会を設置しています。セーフティマネージャー部会は6部会とし、医師、看護師、メディカルスタッフ、事務など各部署の担当者で構成されています。部会ごとに問題解決に向けた実働部隊として活動しています。
当院では患者確認をより正確にするために患者さん自身に名乗って頂くことを推進し、ポスターの掲示や院内放送で周知しています。受付時、診察時、検査時、会計時にはお名前をおっしゃっていただくようご協力をお願いします。
また患者誤認防止のため入院時、外来化学療法時、外来輸血時にはリストバンドを装着させていただいております。
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入院時 |
外来化学療法・輸血時 |
転倒予防のため院内にポスターを掲示し、注意を呼びかけています。
つがる広域連合の5病院(かなぎ病院、鰺ヶ沢病院、つがる市民診療所、鶴田診療所、当院)の医療安全担当者が月に1回、各施設のインシデントや研修会の実施状況について情報共有や意見交換を行っています。また施設間でラウンドを行い改善点や見習うべき点など監査しています。
医療安全管理室では、今後とも「安全・安心の医療」を提供するためにエラーを誘発しない環境や、事故を未然に防ぐシステムの提供・整備・向上に取り組んでいきます。