臨床工学技士とは、1987年5月に制定された「臨床工学技士法」に基づく医学と工学の両面を兼ね備えた医療国家資格です。医師の指示の下に、人の呼吸、循環、代謝といった生命維持に直接つながる機能を代行、補助する装置「生命維持監視装置」の操作および保守点検を行うことを業務としています。
麻酔器の点検、自己血回収装置や顕微鏡の操作、腹腔鏡関連・赤外観察カメラシステム・電気メス・生体モニター等の保守点検を行っています。
手術室の様子 |
麻酔器点検の様子 |
電気メス点検の様子 |
令和6年3月からは、西北五医療圏では初、青森県内では弘前大学医学部附属病院に次いで導入した国産初の手術支援ロボット「hinotori™サージカルロボットシステム」の日常点検や維持管理も行っています。
hinotori™ オペレーションユニット、ビジョンユニット |
hinotori™ サージョンコクピット |
hinotori™ ロールアウト風景 |
心臓及び脳血管や下肢血管の検査、治療の立会を行っています。業務は生体監視装置、血管内超音波(IVUS)、光干渉断層法(OCT)、体外式ペースメーカ、除細動器、動脈内バルーンパンピング術(IABP)、経皮的心肺補助(PCPS)など医療機器の操作、使用前・使用後点検を行っています。また器械出しや操作補助も行っております。
生体監視装置 |
PCPS、IABP、OCT |
新規ペースメーカ植え込みや電池交換などでのプログラマー操作、ペースメーカの定期点検(年2回)を行っています。また最近では、条件付きMRI対応ペースメーカのMRI撮像立会も行っています。
生体監視装置 |
人工透析室では月・水・金で透析業務を行っています。プライミング、穿刺、返血等、看護師と臨床工学技士が協力しながら業務を行っています。その他エンドトキシン検査、生菌検査などの水質検査に加え、血液浄化装置の保守点検を行っています。
また、腹水濾過濃縮再静注法(CART)、持続的血液透析濾過法(CHDF)、エンドトキシン吸着(PMX)、白血球濾過(LCAP)などのアフェレーシス業務も行っています。
透析室 |
持続的血液透析濾過法(CHDF) |
人工呼吸器の使用前・使用中点検、定期的な呼吸回路交換、レンタル機の管理を行っています。院内スタッフに向けた勉強会も開催しています。
ラウンドの風景 |
MEセンターにおいて、輸液ポンプ、シリンジポンプ、ベッドサイドモニター、人工呼吸器等の中央管理のほか、除細動器、AED、超音波ネブライザー、保育器等、各種医療機器の管理・保守点検を行っています。
MEセンター入り口 |
MEセンター内 |
氏名 | 小野 俊輔 |
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取得資格 |
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氏名 | 前田 智史 |
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取得資格 |
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氏名 | 村上 友亮 |
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取得資格 |
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氏名 | 石村 貴昭 |
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取得資格 |
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氏名 | 石山 静耶 |
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取得資格 |
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氏名 | 木村 美寿々 |
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取得資格 |
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