障害を持った人々が、できる限り早く、そしてできる限り元の状態に近づけるすべての支援です。
当院のリハビリテーション部では、理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚療法(ST)を実施しており、医師、看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどと連携しながら、チームで患者様の社会復帰を支援しております。
つがる総合病院のリハビリテーションの組織
運動療法を手段に、障害を持った方の寝返りや起き上がりなどの基本動作や歩行などの移動能力獲得を行います。また物理療法を実施しながら痛みの改善などを図ります。
手芸や木工、ゲームなどの作業を介して、障害の回復を目指します。また、自助具や福祉用具を提供しながら日常生活動作の獲得を行います。
うまく会話(聴く、話す、書くなど)ができない方や、うまく食事(咀嚼、飲み込むなど)ができない方の治療を行います。
脳卒中、骨折等を発症した直後は投薬、手術、ギプス固定等と安静を必要とする治療が行われる。この安静により生じる廃用症候群予防を、医学的管理に基づき早期から行う訓練が急性期リハビリテーションである。特に、脳卒中の急性期、脊椎の外傷や手術を行った患者の急性期リハビリテーションは、高度なリスク管理の下、慎重に実施されます。
(概ね発症から14日ないし1か月)
急性期を過ぎた患者が、医学的管理を受けながら、リハビリテーションに重点を置いた治療を行います。リハビリテーション治療を、医師をはじめ多くの関連職種がチームを組んで集中的、かつ専門的なアプローチ行うリハビリテーションです。
(概ね、発症から14日~1か月経過してから3~6か月間)
急性期、維持期リハビリテーションで獲得した機能をできる限り維持しながら、在宅又は地域で、健康で豊かな生活を継続できるよう行うリハビリテーションです。最近では介護保険の事業が大きな役割を果たしております。
つがる総合病院リハビリテーション部では主に急性期リハビリテーションの患者さんの治療を実施しております。長期間入院をしてのリハビリテーションが必要な患者様は、かなぎ病院、鰺ヶ沢病院等の近隣の病院や回復期リハビリテーション病棟のある病院へ転院しリハビリテーションを継続します。