少子・高齢者が急速に進み、療養の場が生活の場まで拡大しています。
当院看護師には、西北五地域の中核病院としての使命を果たすため、患者さんが安心して住み慣れた地域で過ごせるよう、退院後の生活にも視点を置き、機能を落とさないケアの提供や院内及び地域の他職種と連携し看護をつなげていくことが求められています。
看護部では「患者さんによりそい信頼される看護を提供します」を理念として掲げ、患者さん中心の看護を考え実践できる自立した看護師の育成支援を行っています。
また、平成28年より看護提供システムをパートナーシップナーシングシステムに変更し、「信頼・尊重・慮る(おもんばかる)」の3つのキーワードを基に、より質の高い看護提供を目指しています。
看護職員一人一人がやりがいをもって働き続けられ、地域の皆様の信頼にこたえられるよう努力してまいります。
職種 | 人数 |
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看護師、助産師 | 335人 |
看護師、助産師 | 16人 |
准看護師 | 17人 |
看護補助者 | 39人 |
一般病棟 | 7対1看護 看護単位8 |
精神病棟 | 13対1看護 看護単位1 |
外来 | 各診療科、中央処置室、内視鏡室、健診センター、 救急外来、地域連携室、化学療法室 |
手術室、滅菌室、透析室 |
安全で安心な看護実践が提供でき、看護を通じて職業人としても成長できるように、看護師個人の段階に応じたキャリア支援をします。
新人にはフレッシュパートナーによる支援を行い、安全に業務をしながら学べるようにしています。また、ラダーに応じた研修内容も準備しており、一歩ずつ成長できるよう支援しています。
◆院内教育
・集合教育、分散教育(OJT)
・インターネットによるe-ラーニング研修
◆院外教育
・日本看護協会
・全国自治体病院協議会
・その他
◆看護職者育成の基本ツール
・キャリア開発ラダーシステム
・新人看護職員研修システム
・目標管理システム
入職時のオリエンテーションから始まり、新人同士の交流の場を設ける等1年間を通じて様々な研修を計画しています。
また、新人スケジュールパスを使用し、研修や研修の目的や到達目標をわかりやすく示す工夫をしています。2年目にはリーダーシップ 3年目には症例研究、4年目には新人への技術オリエンテーションの指導者と、段階的に学べるようにしています。
全看護職員対象に、ラダーごとの研修や看護研究等、継続して学べるようニーズに応じた様々な分野から研修を計画しています。
教育理念 自ら学び、患者・家族を尊重した看護ができる人材を育成する
教育目標 ①看護専門職として、自らを学ぶ態度・能力を養う
②看護の専門的知識、技術を修得し倫理に基づいた看護実践能力を養う
③看護の質向上を目指した、研究的姿勢を養う
④患者サービスの向上に積極的に取り組む姿勢を養う
⑤医療事故防止・院内感染対策に積極的に取り組む姿勢を養う
⑥地域連携・継続看護の充実に取り組む姿勢を養う
病院の理念や看護部の理念に基づき、地域住民のニーズに対応した質の高い看護、患者さんに寄り添い信頼される看護を提供する為に、看護職員個々のキャリア発達をサポートすることを目的にキャリア開発ラダーを導入しています。
看護職員に必要な「看護実践」「マネジメント」「教育/研究」「倫理/社会性」の4つの領域について到達目標を設定し、育成を支援します。
ラダーに応じた研修を企画し、段階的に学べる体制づくりをしています。
フレッシュパートナーによる新人支援体制 | |
当院では、安心・安全で質の高い看護を共に提供するために、看護提供方式PNSを導入しました。 看護師2人がパートナーとなり看護業務を一緒に実践し、看護師個々をパートナーやチームメンバーで支援し協力し合い、患者さんに必要な看護ケアを効果的に提供できます。 |
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